Tools: Jira Server 3.x or 4.x

Jira Server 3.x or 4.x

TestRail は JIRA Server との充実したユニークな統合機能を提供します。テスト中にバグ レポートを JIRA にプッシュしたり、問題をテスト結果にリンクしたり、TestRail から問題の詳細を検索したりなど、要求される統合機能を網羅しています。

さらに、TestRail 独自の JIRA Server アドオンを使用すると、リンクされたテスト結果やテスト ケースのリンクを JIRA 内に表示したり、メトリクス ダッシュボードを参照したり、JIRA から新しいテスト ケースを作成したりできます。このセクションでは、TestRail の充実した Jira Test Management (英語) 統合の詳細を説明します。

1. TestRail インスタンスを入手する

すでに TestRail を使っている場合、すべて準備はできており、このステップを飛ばすことができます。まだ TestRail を使用していない場合は、お問い合わせください。ローカル インストール用の TestRail Server を入手するか、または Gurock 社のサーバー上で TestRail Cloud を使用することができます。JIRA Server のインスタンスがファイアウォールの内側のプライベート ネットワークで実行されている場合は、TestRail も Server エディションにすることをお勧めします。JIRA インスタンスがインターネット経由でアクセス可能な場合は、TestRail Cloud エディションを使用することもできます (要望があれば、Gurock 社から統合用のクラウド IP のリストを提供できます)。

※TestRail Cloud については、現在日本で取扱いしておりません。

2. TestRail で JIRA 統合を設定する

TestRail で JIRA 統合を設定するのは簡単です。[管理] > [統合]を選択して設定を指定するだけです。ページ上部にあるシンプルな JIRA 設定ウィザードを使用することをお勧めします。開始するには、[JIRA 統合の設定] ボタンをクリックします。

すると、必要な JIRA URL、JIRA の課題をプッシュ/ルックアップするための欠陥統合、および参照/要件の統合の設定が自動化されます。

またウィザードは、各ユーザーが固有の JIRA 統合設定を入力できるよう、ユーザー変数との統合も自動的に設定します (ユーザー固有の設定がない場合は、入力された代替ユーザーが使用されます)。JIRA ユーザーを設定するには、各ユーザーは TestRail インターフェイズの右上隅にある自分の名前をクリックして、各自の [個人設定] ページに詳細を入力するだけです。

各ユーザーは、JIRA との統合に使用する自分の JIRA ログイン情報を入力できます。電子メールアドレスではなく、JIRA のユーザー名を入力します。

手動での JIRA 設定

手動で JIRA 統合を設定したい場合、または統合をカスタマイズ、拡張、変更する必要がある場合も問題ありません。TestRail から簡単に手動で JIRA 統合を設定することもできます。

プロジェクトごとに異なる統合設定を行うこともできます。それには、 [管理] > [プロジェクト] > プロジェクトを選択 > [欠陥 / 参照] タブでプロジェクトごとの統合を設定します。手動で統合を設定する方法、または統合をカスタマイズして調整する方法については、こちらをご覧ください。