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3. プロジェクト作成

3. プロジェクト作成

TestRail におけるテスト管理はプロジェクト単位でおこないます。

本章では TestRail のプロジェクト作成について説明します。

〇TestRail作業位置〇
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☆Information☆
「プロジェクト作成」は管理者の権限が必要です。事前に、利用する TestRail ユーザーが管理者であることを確認してください。

ログイン

◆ Practice ◆

TestRail にログインします。

ログインには、ユーザーメールアドレス/パスワードが必要です。

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ダッシュボード

TestRail にログインすると、ダッシュボードが表示されます。

ダッシュボードには、ログインユーザーが利用可能なプロジェクトの概要、プロジェクトの最近の活動、および TODO が表示されます。

(プロジェクトが1つも作成されていない場合は何も表示されません。)

ダッシュボードから特定のプロジェクトを選択するとプロジェクトにおけるテスト活動を進めることができます。

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プロジェクト作成方法

◆ Practice ◆

プロジェクトを作成します。

    • ダッシュボード画面右上の「プロジェクトの追加」ボタンを押下します。
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    • 「プロジェクト追加」画面でプロジェクトの情報を登録します。
      • プロジェクトタブ:プロジェクトの基本情報を登録します。
        1. 名前:Tutorial Project
        2. お知らせ:チュートリアル用のプロジェクトです。
        3. 概要ページにお知らせを表示:チェックON
        4. プロジェクト形式:複数テスト スイートを使用してケースを管理する
      • 「プロジェクトの追加」ボタンを押下してプロジェクトの作成が完了します。
  •  
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【参考】プロジェクト形式について

☆Information☆

TestRail には 3 つのプロジェクトタイプがあり、それぞれテストケースを管理する方法が異なります。

1. すべてのケースについて単一リポジトリを使用する

プロジェクト内のすべてのテストケースを一つのテストスイート(リポジトリ)で管理するプロジェクトタイプです。

テストスイート内のセクションやサブセクションを使用することでテストケースを分類することができます。

プロジェクトの構成がシンプルであり、テストランやテスト計画の作成、プロジェクト全体のレポート作成を簡単に行うことができるプロジェクトタイプです。

テストスイートをバージョン管理する場合は、2.の「ベースラインサポートありの単一リポジトリ」を利用してください。

2. ベースライン サポートありの単一リポジトリを使用する

プロジェクト内のすべてのテストケースを一つのテストスイート(リポジトリ)で管理するプロジェクトタイプです。

テストスイート内のセクションやサブセクションを使用することでさらにテストケースを分類することができます。

テストスイート全体をベースラインとして保持する(バージョン管理する)ことができ、いつでも必要なベースラインのテストケースを使うことができます。

並行開発などプロジェクトで複数バージョンのテストを管理する必要がある場合や、以前のバージョンのテストを実施することがある場合はこのプロジェクトタイプを利用します。

3. 複数テスト スイートを使用してケースを管理する

テストプロジェクト内のテストケースを複数のテストスイート(リポジトリ)で管理するプロジェクトタイプです。

テストスイート内のセクションやサブセクションを使用することでさらにテストケースを分類することができます。

テストケースを機能やテスト手法で分けて管理したい場合はこのプロジェクトタイプを利用します。

一部のレポートはテスト スイート単位で生成されます。プロジェクト全体の情報を確認するには、テストスイート数分のレポート生成が必要です。


!Caution!
UIテスト自動化ツール Ranorex と連携する際、Ranorex のテストスイートに合わせてテストを分けて管理するには、「複数テストスイートを使用してケースを管理する」である必要があります。

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