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レポート

API からアクセス可能なレポートを取得して実行するには、以下のメソッドを使用します。 

get_reports および run_report エンドポイントを介してレポートにアクセスする前に、レポートを API からアクセス可能にする必要があります。それには、新しいレポートを作成する時、[レポート作成:API 経由でオンデマンド] チェックボックスをオンにします。

いったんレポートを保存した後では、[レポート作成] 設定を変更できません。そのため、既存のスケジュール済みレポートを API からアクセスできるよう変更することはできません。

[API 経由でオンデマンド] チェックボックスをオンにしてレポートを作成すると、レポートは [レポート] タブの [API テンプレート] セクションに表示されます。

API テンプレート セクションのレポートは、get_reports および run_report エンドポイントを使用して参照および実行できます。

レポートは実行直後には利用できない場合があります。特に TestRail Server をご利用の場合、レポートが利用可能になるまでにかかる時間は異なる場合があります。

get_reports

TestRail 5.7 以降が必要です。

プロジェクトの API から利用可能なレポートのリストを返します。

GET index.php?/api/v2/get_reports/{project_id}

パラメーター

名前 タイプ 必須 説明
project_id integer true API から利用可能なレポートのリストが必要なプロジェクトのID

レスポンスの内容

典型的なレスポンスについては、下記を参照してください。

[
    {
        "id": 1,
        "name": "Activity Summary (Cases) %date%",
        "description": null,
        "notify_user": true,
        "notify_link": false,
        "notify_link_recipients": null,
        "notify_attachment": false,
        "notify_attachment_recipients": "person1@example.com\r\nperson2@example.com",
        "notify_attachment_html_format": false,
        "notify_attachment_pdf_format": false,
        "cases_groupby": "day",
        "changes_daterange": "5",
        "changes_daterange_from": null,
        "changes_daterange_to": null,
        "suites_include": "1",
        "suites_ids": null,
        "sections_include": "1",
        "sections_ids": null,
        "cases_columns": {
            "cases:id": 75,
            "cases:title": 0,
            "cases:created_by": 125,
            "cases:updated_by": 125
        },
        "cases_filters": null,
        "cases_limit": 1000,
        "content_hide_links": false,
        "cases_include_new": true,
        "cases_include_updated": true
    }
]

レスポンスには次のシステム項目が常に含まれています。

名前 タイプ 説明
id integer レポートの一意の ID
name string レポートの名前
description string レポートの説明
notify_user boolean レポートの作成後に作成者に通知するかどうかを指定します
notify_link boolean レポートへのリンクを記載した電子メールを送信するかどうかを指定します
notify_link_recipients string レポートの送信先となるユーザーのリスト
notify_attachment boolean レポートを電子メールの添付ファイルとして送信するかどうかを指定します
notify_attachment_html_format boolean notify_ attachment が true の場合、レポートを HTML 形式で添付するかどうかを指定します
notify_attachment_pdf_format boolean notify_ attachment が true の場合、レポートを PDF 形式で添付するかどうかを指定します

レスポンス コード

ステータス コード 説明
200 成功。レポートはレスポンスの一部として返されます
400 無効または不明なプロジェクト
403 プロジェクトにアクセスできない
429 TestRail Cloud のみ – リクエストが多すぎます

run_report

TestRail 5.7 以降が必要です。

report_id パラメーターで指定されたレポートを実行し、HTML および PDF 形式のレポートにアクセスするための URL を返します。

GET index.php?/api/v2/run_report/{report_template_id}

レスポンスの内容

{
    "report_url": "https://docs.testrail.com/index.php?/reports/view/383",
    "report_html": "https://docs.testrail.com/index.php?/reports/get_html/383",
    "report_pdf": "https://docs.testrail.com/index.php?/reports/get_pdf/383"
}

レスポンス コード

ステータス コード 説明
200 成功。レポートはレスポンスの一部として返されます
400 無効なレポート テンプレート ID です
403 プロジェクトにアクセスできない
429 TestRail Cloud のみ – リクエストが多すぎます