TestRail 5.7 以降では、「テスト結果の編集」設定で、テスト担当者は (あらかじめ指定された制約範囲内で) テスト結果のステータスを変更できます。
テスト担当者 (結果の作成者) はテストのステータスを編集できます。
新しいテスト結果を記録するとき、コンソールで適用された [テスト結果の編集] 設定に応じて、テスト担当者は一定期間内であれば記録済みのテスト結果を編集できます。
TestRail 5.7より前のバージョンでは、[テスト結果の編集] が設定されていても、テスト担当者は結果ステータスを修正できませんでしたが、TestRail 5.7 では、必要に応じて自分が作成したテスト結果の結果ステータスを修正できます。
「修正」パーミッションが有効な場合、リーダーは結果を変更可能
「修正」パーミッションが有効な場合、テスト担当者は他のユーザーのテスト結果を変更できます。テスト結果と進捗の監査証跡を分かりやすく保持するために、管理者は注意してこの機能を使用するようお勧めします。この機能は、TestRail のヘビー ユーザーが以前からリクエストしていたいくつかの重要なユースケースに対応します。
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- 必要な権限を持つリーダーまたは他のユーザーは、情報の追加や誤ったまたは不必要な情報の削除など、他のテスト担当者のテスト結果に変更を加えることができます。
- 長時間の、あるいは複雑なテスト活動中にテストを共有できます。テスト担当者 B の「修正」パーミッションが有効であれば、テスト担当者 B は必要に応じてテスト担当者 A からテストを引き継ぐことができます。
- テストを後で再開するために一時的に停止することができます。たとえば、テストのステータスを In Progress にしておいて、後で Passed/Failed にすることができます。
管理者は [管理] > [サイト設定] > [ユーザー インターフェイス] > [テスト結果の編集] フィールドでテスト結果の「修正」パーミッションを有効にできます。
テストの変更は、[管理] > [サイト設定] > [ユーザー インターフェイス] > [テスト結果の編集] フィールドで指定された期間内に行われる必要があります。指定された期間が過ぎると、元の結果の作成者も、「修正」パーミッションが有効な別のテスト担当者も、テスト結果を変更できなくなります。