テスト ケースのカスタム フィールドに関する情報を取得するには、次の API メソッドを使用します。
get_case_fields
利用可能なテスト ケースのカスタム フィールドのリストを返します。
GET index.php?/api/v2/get_case_fields
レスポンスの内容
レスポンスにはカスタム フィールド定義の配列が含まれます。典型的なレスポンスについては、下記を参照してください。
[ { "configs": [ { "context": { "is_global": true, "project_ids": null }, "id": "..", "options": { "default_value": "", "format": "markdown", "is_required": false, "rows": "5" } } ], "description": "The preconditions of this test case. ..", "display_order": 1, "id": 1, "label": "Preconditions", "name": "preconds", "system_name": "custom_preconds", "type_id": 3 }, .. ]
カスタム フィールドは、プロジェクトごとに異なる構成とオプションを持つ場合があり、それは configs
フィールドによって示されます。カスタム フィールドが特定のプロジェクトに適用可能かどうかを確認する (そしてプロジェクトのフィールド オプションを取得する) には、フィールド設定の context
をグローバル (is_global
) にするか、project_ids
にプロジェクトの ID を設定します。
また、次のリストは、利用可能なカスタム フィールドのタイプ (type_id
) を示しています。
タイプ | 名前 |
---|---|
1 | String |
2 | Integer |
3 | Text |
4 | URL |
5 | Checkbox |
6 | Dropdown |
7 | User |
8 | Date |
9 | Milestone |
10 | Steps |
12 | Multi-select |
レスポンス コード
ステータス コード | 説明 |
---|---|
200 | 成功。利用可能なカスタム フィールドがレスポンスの一部として返されます |
429 | TestRail Cloud のみ – リクエストが多すぎます |
add_case_field
新規テスト ケース カスタム フィールドを作成します。
POST index.php?/api/v2/add_case_field
リクエスト フィールド
以下の POST フィールドがサポートされています (システムフィールド)。
名前 | タイプ | 必須 | 説明 |
---|---|---|---|
type | string | true | 新しいカスタム フィールドのタイプ識別子。以下のタイプがサポートされています。
タイプを表す数字のほか、名称の文字列を渡すこともできます。 例: “5”、”string”、”String”、”Dropdown”、”12″。 数字は文字列として送信する必要があります。 例: {type: 5} ではなく {type: “5”}。 さもないと 400 (Bad Request) レスポンスが返されます。 |
name | string | true | 新しいカスタム フィールドの名前 |
label | string | true | 新しいカスタム フィールドのラベル |
description | string | false | 新しいカスタム フィールドの説明 |
include_all | boolean | false | 新しいカスタム フィールドをすべてのテンプレートに含める場合、true を設定します。それ以外の場合 (false)、次のパラメーター (template_ids) でカスタム フィールドを含めるテンプレートの ID を指定します。 |
template_ids | array | false | include_all が false に設定されている場合、新しいカスタム フィールドが適用されるテンプレートの ID |
configs | object | true | 2つのデフォルトキー ‘context’ と ‘options’ を持つ配列でラップされたオブジェクト |
新しいカスタム フィールドを作成するときは、 “custom_” 接頭辞は自動的に追加されるため、接頭辞のない名前だけを指定します。例えば、 “my_int” と指定すると、接頭辞が付加されて “custom_my_int” となります。
configs を持つカスタム フィールドには ‘context’ および ‘options’ デフォルト キーが必要です。
"configs": [ { "context":{"is_global": true, "project_ids": []}, "options":{"is_required": false, "default_value": "1", "items": "1, First\n2, Second"} } ]
カスタム フィールドを特定のプロジェクトに適用するには、context を変更します。
"context": {"is_global": false, "project_ids": [5, 10]}
一部のカスタム フィールドタイプには異なるオプションがあります。“is_required” (ブール値) はすべてのフィールドに共通です。Multiselect、Milestone、Date 以外の型には、“default_value” を設定するオプションがあります。
Dropdown と Text には特別なオプションがあります。Dropdown 固有のオプションは items です。
"items": "1, First\n2, Second"
Text の場合は、format と rows を使用します。
"format": "plain", "rows": "5"
“format” は、“plain” または “markdown” のどちらかの値を選択します。“rows” オプションは、ユーザーがフォームをロードしたときのフィールドの初期サイズを指定します。有効な値は、 “3”、“4”、…、 “10” などの値、または “” (空の文字列) です。
"options": { "is_required": false, "default_value": "The default text.", "format": "markdown", "rows": "3" }
リクエストの例
{ "type": "Multiselect", "name": "my_multiselect", "label": "My Multiselect", "description": "my custom Multiselect description", "configs": [ { "context": { "is_global": true, "project_ids": "" }, "options": { "is_required": false, "items": "1, One\n2, Two" } } ], "include_all": true }
レスポンスの内容
成功した場合、このメソッドは新しいカスタム フィールドを返します。
{ "id":33, "name":"my_multiselect", "system_name":"custom_my_multiselect", "entity_id":1, "label":"My Multiselect", "description":"my custom Multiselect description", "type_id":12, "location_id":2, "display_order":7, "configs":"[{\"context\":{\"is_global\":true,\"project_ids\":\"\"},\"options\":{\"is_required\":false,\"items\":\"1, One\\n2, Two\"},\"id\":\"9f105ba2-1ed0-45e0-b459-18d890bad86e\"}]", "is_multi":1, "is_active":1, "status_id":1, "is_system":0, "include_all":1, "template_ids": [] }
レスポンス コード
ステータス コード | 説明 |
---|---|
200 | 成功。新規カスタム フィールドがレスポンスの一部として返されます |
400 | 不正なリクエスト。診断用のエラーメッセージを確認してください |
404 | 見つからない、不適切なパラメータが渡されました |
429 | TestRail Cloud のみ — リクエストが多すぎます |