定期的に、また新しい TestRail のバージョンにアップグレードするときに TestRail のバックアップを作成することをお勧めします。TestRail をバックアップするときに考慮するべき要素が 3つあります。データベース、インストール ファイル、および添付ファイルです。これらのアプリケーション要素をバックアップする方法については、以下を参照してください。
データベースのバックアップ
TestRail の大部分のデータはデータベースに格納されているので、TestRail データベースのバックアップは非常に重要です。使用しているデータベースに応じたツールを使用して、データベースのバックアップを作成してください (例:MySQLの場合は mysqldump。 または、より使いやすい phpMyAdmin。SQL Server データベースの場合は SQL Server Management Studio)。
通常は、データベースの論理バックアップを作成します。これにより、データベース スキーマとデータの両方を含む SQL ファイルが作成されます。追加で他の形式のバックアップを作成することも、正常に機能するバックアップを確実に作成するという意味で役に立ちます。データベースのバックアップが正常に機能することを確認するために、時々別のテスト マシンでバックアップを復元することを強くお勧めします。
インストール ファイル
また、すべての TestRail インストール ファイル、つまり Web サーバーのルート ディレクトリに保存されているファイルもバックアップする必要があります。インストールファイルには、データベースへの接続方法に関する情報などを保存する TestRail 設定ファイル (config.php) も含まれています。
添付ファイルおよびレポート
最後に、重要な要素として、設定された添付ファイルおよびレポート用のディレクトリに保存されている添付ファイルおよびレポートもバックアップする必要があります。TestRail の [管理] エリアの下の [サイト設定] で、これらのディレクトリの設定を確認することができます。レポートおよびレポート ディレクトリは TestRail 3.0 以降でのみ利用可能です。レポートおよびレポート ディレクトリは TestRail 3.0 以降でのみ利用可能です。
バックアップの復元
TestRail バックアップの復元方法については、別の項目を参照してください。