TestRail 7.1 で添付ファイルのメディア ライブラリが導入されました。つまり、添付ファイルはライブラリの一部となり、他のテスト ケース、テスト ラン、テスト結果、さらには他のプロジェクトから簡単に再利用できます。
テスト ケース、テスト ラン、テスト計画、マイルストーン、テスト結果および欠陥のプッシュ (サポートされている場合) に添付ファイルを追加するには、次のアイコンを参照します。TestRail は、サイズが 256 MB までの任意の種類のファイルのアップロードをサポートしています。
添付ファイルの追加
添付ファイルを追加するには、上記のアイコンが表示されている任意の場所でドラッグ&ドロップし、メディア ライブラリを開かずに自動的にファイルを添付するか、「+」アイコンをクリックしてメディア ライブラリを開き、既存のファイルを参照したり、ローカル ファイルシステムから新たに添付ファイルをアップロードしたりします。
メディア ライブラリには、新規添付ファイルを追加する方法が 4 つあります。
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- メディア ライブラリ ウィンドウの上部で [新規追加] をクリックし、ローカル ファイルシステムのファイルを参照して選択します。
- メディア ライブライ内で「+」アイコンをクリックします。
- 添付するファイルをメディア ライブラリ スペース内の任意の場所にドラッグ&ドロップします。
- メディア ライブラリでサムネイルの右上隅にあるラジオ ボタンをクリックし、以前に追加した添付ファイルの 1 つを選択します。
添付するファイルを選択したら、[添付] をクリックしてファイルを添付します。
メディア ライブラリで添付ファイルを参照する
添付ファイルは現在のプロジェクト全体で利用可能です。いくつか添付ファイルをアップロードすると、次のように表示されます。
他のプロジェクトで添付ファイルを利用可能にするには、次の「添付ファイル詳細ビュー」を参照してください。
添付ファイルのライブラリを構築したら、日付、名前、サイズでファイルをソートして必要なファイルを探せます。また、ファイル タイプ、アップロードされた日付、作成者、テスト ケース、テスト ラン、テスト計画、マイルストーンで添付ファイルをフィルタリングすることもできます。特定の添付ファイルを名前で検索することもできます。
添付ファイル詳細ビュー
添付ファイルをクリックすると、詳細ビューが開きます。
このウィンドウでは、検索が容易になるよう、必要に応じて添付ファイルの名前を変更できます。また、[アクセス可能な場所] フィールドを使用すると、インスタンス内の他の TestRail プロジェクトでも添付ファイルを利用可能にできます。 添付ファイルを共有するプロジェクトの名前の最初の数文字を入力するか、入力エリアをクリックすると、インスタンス内の他のプロジェクト名のドロップダウンが開きます。このドロップダウンで、可視性を「すべてのプロジェクト」に設定することもできます。
関連プロジェクトのほかに、添付ファイルの詳細ビューでは以下の情報も参照できます。以下の操作が可能です:
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- ファイル タイプ、サイズ、アップロードされた日時のタイムスタンプの参照
- 添付ファイルの一意の URLの参照
- 添付ファイルの削除
- 名前と URL を維持したまま添付ファイルを別のファイルと置換
- 実際の解像度で添付ファイルを参照
- 添付ファイルをダウンロード
TestRail 全体で添付ファイルを参照したり、置換機能によって参照されているすべての箇所の添付ファイルを置換できます。
管理者権限を持つユーザーとして添付ファイルを管理する方法の詳細については、データ管理を参照してください。