カスタム欠陥プラグインまたはカスタムレポートを実装する際、サードパーティ製ツールからの戻り値を検査したり、スクリプトの実行フローをデバッグしたりする必要がある場合があります。そのような場合に、TestRail 組み込みのログ記録メソッドを使用できます。TestRail のログ記録機能を利用するには、一時的にデバッグモードを有効化する必要があります。
その後、以下のメソッドを使用して TestRail のシステム ログにデバッグ情報を書き込みます。通常、システム ログは TestRail のインストール ディレクトリの logs ディレクトリにあります。
メソッド | 説明 |
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logger::debug(string) | 単純な文字列またはメッセージをシステム ログに書き込みます。 |
logger::debugr(string,object) | オブジェクト全体、配列、または変数をシステム ログに書き込みます。このメソッドは、変数の内容やサードパーティ製ツールからのレスポンスを検査するのに便利です。 |
logger::debugf(string,..) | 書式文字列および引数を指定します。引数は {0}、{1}、{2} のように指定します。 |