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TestRail 7.0.2 日本語版

リリースバージョン

TestRail のバージョン︓7.0.2.1016

TestRail のバージョンは、[管理] > [TestRailについて] > [TestRail のバージョン] でご確認いただけます。

アップグレード方法

TestRail のアップグレードをご参照の上、アップグレードを実施ください。

なお、本バージョンでは、コマンドライン経由のデータベースアップグレード機能に不具合がございます。Web ブラウザー経由でのデータベースアップグレードを実施してください。

ご利用時の注意事項

日本語化したTestRailの最新バージョンをご提供しています。TestRail の [管理] > [TestRailについて] > [TestRail のバージョン] にアップデートの案内が表示される場合も、アップデートはせずにご利用ください。

主な変更点

本バージョンは 7.0.1 の不具合修正を目的としたバージョンです。

7.0.1 からの機能追加、仕様変更はありません。

7.0.1 の新機能、変更点については、7.0.1 のリリースドキュメント をご確認ください。

既知の不具合

本バージョンには以下の不具合がございます。

7.0.2 だけで発生する不具合

テスト結果のCSVエクスポートで「個別の行に個別の手順を含める」チェックボックスを利用できない

テストケースのテンプレート “Test Case(Steps)” で作成したテスト情報を “CSV エクスポート”“Excel エクスポート” 機能でエクスポートを利用する際、「個別の行に個別の手順を含める」チェックボックスを有効化すると 3手順目以降の情報が出力されません。

「個別の行に個別の手順を含める」チェックボックスを無効化のままご利用いただくか、“XML エクスポート” 機能をご利用ください。

7.0.1および7.0.2で発生する不具合

コマンドラインによるデータベースアップグレードができない

TestRail のアップグレードの際に、コマンドラインからのデータベースアップグレードが正しく動作しません。

データベースのアップグレードは WEB ブラウザーから実施してください。

ご利用環境の都合でコマンドラインからデータベースをアップグレードされたい場合は、弊社にてスクリプトをご提供していますのでお問い合わせください。

送信される一部のメールが英語

以下のタイミングで送信される電子メールが文字化けする問題が生じているため、日本語へ翻訳せず英語のままメールが送信されるようにしています。

    • 1件のテストがアサインされた時
    • 複数件のテストが一度にアサインされた時
    • テストラン/テスト計画がアサインされた時
    • (アサインされている/購読している テストの)ステータスが変更された時
    • (アサインされている/購読している 複数件のテストの)ステータスが変更された時
    • (アサインされている/購読している テストに)コメントが追加された時

以下のタイミングで送信される電子メールは、日本語で送信されます。

    • テストメール (電子メール設定画面で送信するメールです。)
    • パスワードを忘れた時
    • ユーザーをEメールで招待する時
    • レポートの作成完了通知
    • レポート送信メール

テストスイートページでショートカットキー Ctrl+. が効かない

テストスイートページで “Ctrl + . または command + .” ショートカットキーが動作しません。

セクションへ新規テストケースを追加する場合は、”ケースの追加” リンクを押下してください。

ベースラインサポートありプロジェクト形式においてベースラインを ‘完了’ するとベースラインが表示できず、エラーになる

ベースラインの編集画面において “このテスト スイートは完了済みです” チェックボックスでベースラインを完了のステータスにすると ‘Undefined variable: canPermanentlyDeleteCases’ エラーが表示されベースライン画面を表示できません。

編集画面で “このテスト スイートは完了済みです” チェックボックスを ‘OFF’ にして未完了のステータスに戻してください。

テスト計画のテストラン上の「説明と参照」からファイルを添付してもテストラン画面に表示されない

テスト計画の追加/編集画面において、テスト計画に追加したテストランの “説明と参照” からファイルを添付してもテストラン画面に表示されず、ファイル参照やダウンロードができません。

Test Case(Steps) の 「参照」フィールドを CSV インポートできない

テストケースのテンプレート “Test Case(Steps)” において各手順の「参照」フィールドを “CSV インポート” しようとした場合、“Undefined variable: project” エラーが表示されインポートできません。

テストケースで各手順の「参照」フィールドをインポートする場合は、“XML インポート” をご利用ください。

テストランをクローズするとテストから添付ファイルが閲覧できなくなる

クローズしたテストランのテスト情報から添付ファイルの参照、ダウンロードができません。

テストケース情報から、添付ファイルへアクセスしてください。

複数テストケースの一括編集機能で「セクション」フィールドを変更すると「Undefined variable: partialNoAssocs」のエラー」が発生する

複数テストケースを一括編集機能で「セクション」フィールドのみを変更しようとすると発生します。

「セクション」フィールド以外の項目も変更するか、一括編集機能ではなく、対象となる複数のテストケース左横のアイコンを選択後、移動先のセクションへテストケースをドラッグ&ドロップで移動してください。

テストケースの一括編集で「削除としてマーク」されたテストが復元される

「削除としてマーク」されているテストケースを含むテストスイート、テストケース一覧で一括編集機能を利用して「フィルター内のすべてを編集」または「現在のビューに表示されているすべてを編集します。」を選択すると、全ての「削除としてマーク」されたテストケースが復元されます。

一括編集機能を利用する際は、テストケースのチェックボックスを有効化後、「選択対象を編集」で編集してください。

get_results_for_run、get_attachments_for_case API でレスポンスの次のエンドポイントが null になる

REST API “get_results_for_run”“get_attachments_for_case” の実行時に検索結果が 250 件以上あってもレスポンスに含まれる次のエンドポイント情報が “null” になります。( [管理] > [サイト設定] > [API] > “一括 API エンドポイントのページ分割有効化” が ON の場合のみ発生する不具合です。)

次の結果を得るには、リクエストの末尾に “&limit=250&offset=250” をつけます。

または、分割機能を利用せずに一度に全ての情報を取得するようにします。一度に全ての情報を取得するには、以下のいずれかを実施してください。

    • [管理] > [サイト設定] > [API] で “一括 API エンドポイントのページ分割有効化” を OFF にする
    • リクエストの実行時に x-api-ident: beta を使用しない

update_cases で カスタムフィールドが更新できない

REST API “update_cases” でカスタムフィールドの更新ができません 。(TestRail に標準で用意されているフィールドは更新できます。)

カスタムフィールドを更新するには、 “update_case” を利用してください。

delete_cases で複数テストスイートがあるプロジェクトのテストケースを削除できない

REST API “delete_cases” で以下のプロジェクト形式のプロジェクトで管理されるテストケースを削除できません。

    • ベースラインサポートありの単一リポジトリを使用する
    • 複数テストスイートを使用してケースを管理する

テストケースを削除するには、 “delete_case” を利用してください。

add_run_to_plan_entry でテストランを追加すると既存のテストランも再作成してしまう

REST API “add_run_to_plan_entry” でエントリにテストランを追加すると、既存のテストラン(結果も含む)を削除して新しいテストランが追加されます。

リクエストに指定している “config_ids” の個数によって挙動が異なります。

    • config_ids が1つ : 既存のテストランを削除、既存のテストランと同様の設定となるテストランを新規追加、config_ids で指定した設定のテストランを新規追加

    • config_ids が複数 : 既存のテストランを削除、既存のテストランと同様の設定となるテストランを新規追加、config_ids で指定した ID 以外の組合せも含めてテストランを新規追加

エントリにテストランを追加する際は、TestRail 画面から、手動で追加してください。

API の ‘delete_attachment’ でエントリの添付ファイルを削除できない

テスト計画のエントリの添付ファイルは、REST API の “delete_attachment” で削除ができません。

エントリから添付ファイルを削除するには、TestRail 画面から、手動で削除してください。

日本語化されていない箇所について

以下の部分については、日本語化されていません。

  • 共有テスト手順の詳細表示画面の “Back to Shared Steps list” ボタン

  • テストケース削除画面の “Delete this test case” ボタン

  • テストラン / テスト計画の [再実施] ボタン押下後に表示される “テストの選択” 画面の “Copy Assigned To” ボタン

ボタンのレイアウト崩れについて

CSV インポート画面の “次へ” ボタンのレイアウトが崩れていますが、ボタンはご利用いただけます。

修正された不具合

本バージョンでは以下の不具合が修正されました。

    • Windows 環境で 6.x から 7.0.1 にバージョンアップ後、マイルストーンの編集/新規追加ができない
    • テストラン/テスト計画にファイルを添付すると、テストランのテストに添付したファイルが添付される
    • Windows 環境でバックグラウンドシステムの実行時、システムログへエラー情報が出力される
    • Test Case(Steps) のテスト結果をCSVエクスポートできない

    日本語環境でご利用いただく際の制限事項

    日本語版 TestRail には以下の制限事項がございます。

    UTF-8 の 4 byte 文字を入力できない

      • Linux 環境にインストールした TestRail に UTF-8 の 4byte 文字を入力すると “Incorrect string value: ” for column ‘title’ at row 1″ エラーが発生します。
      • 本問題は Windows 環境 (データベースに SQL Server を利用) では発生しません。

    Markdown 記法でテーブルのヘッダーに日本語を使用するとアライン機能が利用できません

      • テーブルのヘッダー (列のカラム名) に日本語を入力し、アラインの “中央揃え”,  “右揃え” を設定しても反映されません。
      • デフォルトの左揃えで、 “:” マークが文字列として表示されます。

    日本語文字列を含むテストケースのインポートで文字化けする (CSV ファイル、ファイルエンコード Shift_JIS)

      • CSV ファイルのエンコーディングが Shift_JIS のテストケースを TestRail にインポートする際、日本語文字列が含まれていると文字化けします。
      • CSV ファイルのエンコーディングを UTF-8 に変換後にインポートしてください。

    Excel エクスポート機能は、エクスポートされるファイルの拡張子が *.csv になり、日本語は文字化けする

    [Excel エクスポート] 機能に以下の問題があります 。

      • 出力するファイルの拡張子が “csv” になる
      • 日本語文字列が文字化けする

    [CSV エクスポート] 機能で CSV ファイルに出力してください。

    macOS の Safari で CSV や XML のエクスポートするとファイル名が文字化けする

    マルチバイト文字が含まれるテストラン名が存在する場合、macOS で Safari から “CSV エクスポート”“Excel エクスポート” 機能を利用してエクスポートしたファイル名が文字化けします。

    ダウンロード後、正しいファイル名に変更してください。

    なお、Chrome を利用した場合は文字化けしないことを確認しています。

    エクスポートファイル名に伸ばし棒(ー)が含まれるとアンダースコアに変換されてしまう

    テストランと結果、テストスイート/ケース、テストケースの各タブでエクスポート機能を利用する際、ファイル名に伸ばし棒(ー)が含まれる場合、アンダースコアに自動変換されます。

    ダウンロード後、正しいファイル名に変更してください。

    欠陥/参照プラグインの Push 機能でファイルをチケットに添付すると日本語が “_” に変換される

    Push 画面からファイル名に日本語を含むファイルを添付した場合、チケットに登録されるファイル名は “_” に変換されます。