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TestRail 8.1.0 日本語版

リリースバージョン

TestRail のバージョン︓8.1.0.6186

TestRail のバージョンは、[ヘルプとフィードバック] > [TestRailについて] でご確認いただけます。

本バージョンについて

本バージョンはテクマトリックス TestRail クラウドサービスのみを対象としたリリースバージョンです。

※オンプレミス版の最新バージョンは TestRail 8.0.1.1030 です。

特記事項

本バージョンには運用に影響が大きい以下の不具合および仕様変更がございます。

その他の不具合についてはこちらをご確認ください。

不具合

CSVエクスポートしたファイル名がURLエンコーディングされる

テストスイートやテストランの CSV エクスポート時に、プロジェクトやテストランの名前に日本語が含まれていると、ファイル名が URL エンコードされます。
ファイルエクスポート後、任意のファイル名に変更してください。

仕様変更

jQuery バージョンアップ

jQuery をバージョンアップしました。

TestRail 8.1.0 をご利用の前に、ブラウザのキャッシュをクリアしてください。 キャッシュをクリアしない場合、ボタンやリンク等が正しく動作しない場合があります。

テストケースのCSVインポート時のセクション階層化構造

テストケースのインポート時にセクションを階層化する場合、「セクション」と「セクション階層」の 2 つをマッピングするように変更されました。
    • 本バージョン(8.1.0.6186)
      • セクション:テストケースを配置するセクションの名前を定義します。
      • セクションの階層:階層内のレベルを区切るために ‘>’ を使用してセクションのパス (セクション > サブセクション) を定義します。
        • 区切り文字 ‘>’ の前後には半角スペースが必要です。
        • セクションを階層化しない場合も「セクションの階層」フィールドへのマッピングが必要です。(後述の「注意:2」を参照。)
    • 8.0.6 以前のバージョン
      • セクション:テストケースを配置するセクションの名前、階層を定義します。
インポートの例

CSVファイル:

1件目のテストケースは、Login というトップレベルのセクションを作成、使用します。
2件目のテストケースは、Login の下に Forgot Password というサブセクション (2階層目) を作成、使用します。
3件目のテストケースは、Forgot Password の下に Email Reset というサブセクション (3階層目) を作成、使用します。

CSV のマッピング:
インポート後のテストケース:
注意:

1.「セクション」と「セクションの階層」で定義する最下層のセクション名は同じである必要があります。

「セクション」にマッピングされた値と「セクションの階層」にマッピングされた値の最後尾にあたる名称(最下層のセクション名)が異なる場合、「セクション」の値がトップレベルのセクション名としてセクションが作成されます。

<期待と異なる動作の例:パスワード紛失がトップレベルの階層となってしまう>

CSVファイル:

インポート後のテストケース:

2.「セクションの階層」へのマッピングは必ず行う必要があります。

「セクションの階層」へのマッピングが行われない場合、先頭のテストケースのセクションに全てのテストケースがインポートされる不具合がございます。セクションの階層化が不要でトップレベルのセクションにインポートする場合も「セクション」と「セクションの階層」へマッピングしてください。(CSVの ‘セクション’ に該当する列を複製してください。)

<期待と異なる動作の例:すべてのインポートしたテストケースが1件目と同一のセクションとなってしまう>

CSVファイル:

CSVのマッピング:

インポート後のテストケース:

3. 1 件のテストケースを複数行で定義する場合、1 行目のみ「セクション」と「セクションの階層」を定義する必要があります。

‘テストケース(ステップ)’ テンプレートのテストケースをインポートする際、行レイアウトで ‘テスト ケースは複数行を使用する’ ラジオボタンを有効化している場合、新規テストケースの先頭行だけに「セクション」と「セクションの階層」を定義してください。
<期待と異なる動作の例:正しいセクション名がインポートされない>

CSVファイル:

‘テスト ケースは複数行を使用する’ ラジオボタンを有効化:

インポート後のテストケース:

修正された不具合

8.0.6.1019 にて発生していた不具合のうち以下の不具合が修正されました。

その他、修正された不具合および本バージョンに影響のある既知の不具合はこちらをご確認ください。