テスト ケースの再実施

再実施とは、簡単に言えば、テスト ランまたはテスト計画のクローンで、同一の設定を持つが、テスト結果が登録されていないものとみなすことができます。このメカニズムによって、すべての設定を手動で指定することなく以前のテスト ランまたはテスト計画を再作成できます。

再実施のユース ケース

再実施は、以下のような状況で役に立ちます。

• • あるテスト ランをテンプレートとして、設定がわずかに異なる類似のテスト ランを作成したい場合
  • バグ フィックスをリリースする必要があり、前回のテスト ランで失敗したテストで発見されたバグを検証するために、失敗したテストだけを再実施したい場合
  • 特定のテスト環境で実行できず、保留されたテストが多数あったが、完全に統合された環境が用意できたので、保留されたテストだけを再実施したい場合
  • 新規リリースがあり、以前のリリースで実行したものと似たレグレッションテスト計画を実施したい場合
    

再実施機能の使用

再実施を作成するには、次の操作を行います。

1. 1. 再実施するランまたは計画を選択します。
   2. [再実施] ボタンをクリックします
      
   3. [テストの選択] ダイアログで、再実施に含めるテスト ケースのステータスを選択し、[OK] ボタンをクリックします。
   4. [テスト ランの追加] 画面では、すべての設定が元のテスト ランまたは計画から引き継がれ、直前のステップで選択したステータスに一致するテストが選択されていますが、これから作成する新しいランまたは計画用に変更を加えることもできます。
      
   5. [テスト ランの追加] ボタンをクリックすると、新しいテスト ランまたは計画が作成されます。