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TestRail 9.4.1 日本語版

リリースバージョン

TestRail のバージョン︓9.4.1.1002

TestRail のバージョンは [Admin]タブ > [概要]タブ > [情報] > [TestRail のバージョン] でご確認いただけます。

オンプレミス版をご利用のお客様へ

クラウド環境のみリリースした以下のバージョンのリリース情報もご確認ください。

    • TestRail 8.0.6 日本語版
    • TestRail 8.1.0 日本語版
      • 8.1.0 ではテストケースの CSV インポートに関する仕様変更が行われており、インポートに利用する CSV フォーマットの変更が必要です。詳細は「テストケースのCSVインポート時のセクション階層化構造」をご確認ください。

主な変更点

環境対応

詳細は インストール要件 をご確認ください。

PHP

PHP 8.1 の 8.1.29 以降のバージョンをサポートします。(PHP 8.1 の最新版を推奨。)

MySQL

MySQL 8.1をサポートしました。

Chrome Headless Shell

PDF レポート出力機能の利用に Chrome Headless Shell のインストールが必要になりました。

Apache Cassandra

本バージョンより Apache Cassandra が不要になります。

TestRail 7.5 以降のバージョンから TestRail 9.4 にアップグレードする場合、アップグレード後のデータ移行用スクリプトの実行完了後に Apache Cassandra を停止することができます。詳細はアップグレード方法からアップグレード手順をご確認ください。

UI/UXの改善

以下の UI/UX の変更が行われました。アップグレード後に TestRail 画面のボタンやメニュー等が正しく動作しない場合、ブラウザのキャッシュをクリアしてください。

※古いバージョンで適用していたカスタム UI スクリプトは修正が必要な場合があります。

ヘッダーバーの追加

    • ダッシュボードと管理タブの配置が変更になりました。
    • プロジェクトにアクセス後、ヘッダーバーの ‘追加’ ドロップダウンからテストケース、テストラン、テスト計画、マイルストーンを追加できるようになりました。

サイドバーメニューの追加

    • 操作メニューを左のサイドバーに集約しました。
    • プロジェクトの切り替え用の ‘プロジェクト’ドロップダウンが追加されました。

セクションの展開/折りたたみ

テストスイート(テストケース一覧)でセクションごとに折りたたみが可能になりました。 セクションごとの切り替えまたは画面上部の一括開閉ボタンでレイアウトを変更できます。

テーマの廃止

以下の2つのテーマが廃止されました。

    • ダークモード
    • クラシックモード

ラベル機能の追加

テストケースおよびテストに対してラベル付けができるようになりました。 ラベルを活用したテストケースやテストの分類、フィルタリング、並べ替えが可能です。

テストランとテスト計画の開始日と終了日の追加

テストラン、テスト計画の作成時に開始日、終了日を設定できるようになりました。

OAuth 2.0 による Jira 統合の強化

以下の欠陥/参照プラグインでOAuth 2.0 による認証をサポートしました。古いバージョンからアップグレードした環境で利用する場合、認証情報を更新する必要があります。

添付ファイル管理機能の強化

添付ファイルの共有

アップロード済み添付ファイルの他プロジェクトでの利用を制御するための設定が追加されました。 添付ファイルを異なるプロジェクトで利用する場合 [Admin] > [サイト設定] > [アプリケーション] の “添付ファイルの共有を有効化” の設定を有効化してください。

添付ファイルの一括削除

[Admin] > [データ管理] 画面で添付ファイルを一括削除できるようになりました 。

その他

URLフィールドのショートリンク

フィールドタイプが ‘URL’ のフィールドにおいて、画面表示用のテキストを設定できるようになりました。

get_suites エンドポイントのページネーション

REST API ‘get_suites‘ でページネーション機能が利用できるようになりました。

参照フィールドと欠陥フィールドの文字数制限の増加

テストケースの “参照” フィールドおよびテスト結果の “欠陥” フィールドに最大 2,000 文字まで入力が可能になりました。

なお、ID はカンマ(,)区切りで複数入力が可能ですが、1 つの ID ごとに 250 文字の制限があります。

ローカライゼーション

以下の言語リソースが利用可能になりました。

    • ドイツ語
    • フランス語
    • スペイン語

プロジェクト間レポートの追加(エンタープライズ版のみ)

複数のプロジェクトを横断して情報を確認できるレポートが追加されました。

アップグレード方法

    1. アップグレード前にインストール要件を確認してください。
    2. アップグレードの方法は、以下のページをご確認ください。

既知の不具合

本バージョンの不具合情報についてはこちらをご確認ください。

修正された不具合

8.1.0.6186 にて発生していた不具合のうち以下の不具合が修正されました。

その他、修正された不具合および本バージョンに影響のある既知の不具合はこちらをご確認ください。