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TestRail 7.5.3 日本語版

リリースバージョン

TestRail のバージョン︓7.5.3.1000

TestRail のバージョンは、[管理] > [TestRailについて] > [TestRail のバージョン] でご確認いただけます。

本バージョンは Windows Server 2022 対応を目的とした限定リリース版です。

主な変更点

環境対応

詳細な、インストール要件は 要件 をご確認ください。

Apache Cassandra

本バージョンより添付ファイルの管理方法が変更されたことに伴い、Apache Cassandra のインストールが必要です。

Apache Cassandra のインストール方法、および TestRail のバージョンアップ方法については以下をご確認ください。

RabbitMQ 

本バージョンで搭載された Webhook 機能をご利用いただく場合、別途 RabbitMQ のインストールが必要です。

Webhook 機能を利用しない場合、RabbitMQ のインストールは不要です。

Webhook 機能のご利用の有無は、ご利用開始後いつでも変更することができます。

添付ファイル関連

ファイルライブラリ、メディアライブラリの変更

添付ファイルのアップロード用ダイアログ画面が変更されました。

画面からアップロード済みの添付ファイルに対して以下の操作が可能です。(一部の機能は [管理] > [データ管理] から行います。)

    • ファイルの再利用する (過去にアップロード済みの添付ファイルを選択できる)

    • ファイル名を変更する

    • ファイルの種類、サイズ、アップロードのタイムスタンプを確認する

    • ファイルの URL を取得する

    • ファイルを利用可能なプロジェクトを変更する

    • ファイルを TestRail 上から削除する

    • ファイルの名前と URL を変更せずにファイルを置換する

    • ファイルを最大解像度で表示する

    • ファイルを日付、名前、サイズで並び替える

    • ファイル名で検索する

添付ファイル ID の変更

添付ファイル ID が整数から、文字列の羅列に変更(例:2054f652-fe2f-4542-acb0-422910ed87e3)されました。

カスタムスクリプトや REST API で添付ファイル ID を利用している場合はご注意ください。

添付ファイル削除機能の変更

ファイルを添付しているテストケース、テストラン、テスト計画、マイルストーン、テスト結果を削除しても、添付ファイル本体は削除され無いように変更されました。

添付ファイル本体を削除するには以下の操作をします。

    • ファイルライブラリ、メディアライブラリから明示的に削除する

    • REST API の delete_attachment で削除する

添付ファイル管理コンソール

管理者が [管理] > [データ管理] から TestRail 上の添付ファイルを管理できるようになりました。

以下のような操作が可能です。

    • TestRail 上の添付ファイル総サイズを確認する

    • フィルタリング機能を利用して、どこからも参照されていないファイルを削除する

テストケース承認プロセスの追加 (エンタープライズ)

TestRail エンタープライズ版にテストケースの承認プロセスが導入されました。

プロジェクトでテストケース承認機能を有効化することで、テストケースのステータス、承認プロセスをご利用いただけます。

    • テストケースをステータスで管理

      • デフォルトで、Ready / Design / Review のステータスがあります。

      • [管理] > [カスタマイズ] > [ケースのステータス] から任意のステータスを追加できます。

      • 承認機能が有効化されたプロジェクトでは、ステータスが「Ready (承認済み)」ではないテストケースはテストランに表示されません。(ステータスが変更されると表示されるようになります。)

    • テストケースをユーザーに割り当て

    • ロールにテストケース承認権限を追加

      • [管理] > [ユーザーとロール] > [ロール]  の各ロールの設定から「テストケースの承認」権限を有効化することができます。

      • 承認権限が有効化されていないロールのユーザーは、テストケースのステータスを「Ready (承認済み)」のステータスに変更できません。

バージョン管理と復元機能の追加 (エンタープライズ)

TestRail エンタープライズ版にテストケース、共有テスト手順のバージョン管理機能が導入されました。

テストケース/共有テスト手順の 1 回の変更を 1 バージョンとして管理し、過去バージョンの内容と比較することや復元することができるようになりました。

グラフの改善

ダウンロード機能

以下の画面に表示されるグラフを画像ファイルまたは CSV ファイルでダウンロードできるようになりました。

    • ダッシュボード画面

    • プロジェクト画面

    • TODO画面

    • マイルストーン画面 (ステータス、アクティビティ、履歴、欠陥)

    • テスト計画画面 (ステータス、アクティビティ、履歴、欠陥)

    • テストラン画面 (ステータス、アクティビティ、履歴、欠陥)

ドリルダウン機能

グラフの任意の場所をクリックしてドリルダウンすることができるようになりました。

    • ダッシュボード画面:グラフ内の任意の箇所をクリックしてアクティビティ情報を表示

    • 各ページの円グラフ:ステータスをクリックして該当するステータスのテスト結果だけを表示

    • 進捗ビュー:実行すべきテストだけを表示

印刷機能の改善

テストラン、テスト計画画面の印刷機能にフィルタリング機能が搭載されました。印刷対象をフィルタリングして必要な情報だけを印刷できます。

レポート管理機能の改善

    • レポートの一括削除が可能になりました。
    • 「レポートのスケジュール」で実行期限の指定ができるようになりました。

Webhook 機能の追加

Webhook 機能が追加されて設定したイベントの発生時に外部システム、アプリケーションに通知を送信できるようになりました。

ご利用には、RabbitMQ のインストールが必須になります。

REST API

新規追加

以下の REST API が新規追加されました。

グループ
    • get_group:ユーザーグループの情報を取得します。

    • get_groups:全てのユーザーグループの情報を取得します。

    • add_group:ユーザーグループを追加します。

    • update_group: ユーザーグループを更新します。

    • delete_group:ユーザーグループを削除します。

ロール
    • get_roles:ユーザーロール情報を取得します。

共有テスト手順
ステータス
    • get_case_statuses:利用可能なテストケースのステータスを返却します。

ユーザー

変更

テストケース承認プロセスの追加に伴う変更

以下の API はテストケース承認プロセスの追加に伴い、リクエストパラメータやレスポンスデータが変更されました。

    • get_case

    • get_cases

    • add_case

    • update_case

    • update_cases

    • get_project

    • get_projects

バージョン管理機能の追加に伴う変更

以下の API はバージョン管理機能の追加に伴い、リクエストパラメータやレスポンスデータが変更されました。

    • get_history for_case

多要素認証機能の追加に伴う変更

以下の API は多要素認証機能の追加に伴い、レスポンスデータが変更されました。

    • get_user

    • get_users

プロジェクト関連 API の変更

以下の API でプロジェクトのロール、グループ、ユーザーの情報を返却するように変更されました。

    • get_project

    • get_projects

    • update_project

その他

マイルストーン、テストラン、テスト計画の一括削除

マイルストーン、テストラン、テスト計画の一覧画面にてチェックボックスで選択した対象の一括削除が可能になりました。

TODO タブの変更

TODO タブに以下の変更が行われました。

    • テストケースの TODO 機能が追加されました。
    • ログインしているユーザー以外の他ユーザーに割り当てられたテスト、テストケースの情報を表示するために権限が必要になりました。
      • [管理] > [ユーザーとロール] > [ロール]  の各ロール設定から「他のユーザーの TODO の負荷」を有効化

多要素認証機能の追加

Multi-Factor Authentication(MFA)を利用した TestRail のユーザー管理が可能になりました。

Authy、Google Authenticator、MicrosoftAuthenticator ワンタイムパスワードアルゴリズムを使用するアプリを使って認証することができます。

詳細は、「多要素認証 (MFA) の設定」をご参照ください。

SSO 機能の更新 (エンタープライズライセンスのみ)

OAuth 2.0、OpenID Connect プロトコルのサポートを追加しました。

アップグレード方法

アップグレードの前に Apache Cassandra をインストールする必要があります。

アップグレードの方法は、TestRail のアップグレードをご参照ください。

本バージョンではアップグレード方法に変更がございますのでご注意ください。

TestRail 6.3 以前のバージョンからバージョンアップする場合

TestRail 6.3 以前のバージョンからバージョンアップする場合、TestRail 7.0.2 へバージョンアップ後 TestRail 7.5.3 へ段階的にアップグレードしてください。

以下の手順でのアップグレードになります。

  1. TestRail 6.3 のバックアップを取得

    バックアップの取得方法についてはTestRail のバックアップを作成をご確認ください。

  2. TestRail 7.0.2 へアップグレード

    1. 7.0.2 のリリースノートをご一読ください。
    2. TestRail 7.0.2 はユーザーページからダウンロードできます。

      ダウンロードするには、「TestRailライセンス証書」に記載されている「ダウンロードID」と「ダウンロードパスワード」の入力が必要です。ダウンロードする際には、「TestRailライセンス証書」をお手元にご用意ください。

    3. TestRail 7.0.2 では PHP 7.1、 7.2 はサポート対象外です。ご利用環境に合わせて PHP 7.3 または 7.4 をインストールしてください。

    4. 7.0.2 へのアップグレード方法はTestRail のアップグレードをご確認ください

  3. TestRail 7.5.3 へアップグレード

    1. アップグレードの方法は、TestRail のアップグレードをご参照ください。事前に Apache Cassandra のインストールが必要です。

ご利用時の注意事項

日本語化したTestRailの最新バージョンをご提供しています。TestRail の [管理] > [TestRailについて] > [TestRail のバージョン] にアップデートの案内が表示される場合も、アップデートはせずにご利用ください。

既知の不具合

本バージョンには以下の不具合がございます。

API 関連の不具合

‘add_user’ で is_active の値が反映されない

add_user で追加したユーザーの is_active フィールドは必ず false になります。(リクエストデータで true を指定した場合でも)

TestRail 画面では [このユーザーはアクティブ] フィールドが無効化された状態になるため、追加されたユーザーでログインすることができません。

ユーザーの追加後、管理者ユーザーが WEB 画面から[このユーザーはアクティブ] フィールドを有効化してください。

‘update_user’ で is_active の値を更新できない

update_user で is_active フィールドを更新することができません。

WEB 画面から[このユーザーはアクティブ] フィールドの設定を変更してください。

‘delete_attachment’ でエントリの添付ファイルを削除できない

テスト計画のエントリに添付したファイルは、delete_attachment では削除ができません。 エントリから添付ファイルを削除する場合、TestRail 画面から手動で削除してください。

‘get_attachments_for_case’ でレスポンス内の次のエンドポイントが null になる

get_attachments_for_case の実行時に検索結果が 250 件以上あってもレスポンスに含まれる次のエンドポイント情報が “null” になります。( [管理] > [サイト設定] > [API] > “一括 API エンドポイントのページ分割有効化” が ON の場合のみ発生する不具合です。)

次の結果を得るには、リクエストの末尾に ‘&limit=250&offset=250′ をつけます。

または、 [管理] > [サイト設定] > [API] で “一括 API エンドポイントのページ分割有効化” を OFF にして全件を一括取得してください。

‘update_cases’ で カスタムフィールドが更新できない

update_cases でカスタムフィールドの更新ができません 。(TestRail に標準で用意されているフィールドは更新できます。)

カスタムフィールドを更新するには、 update_case を利用して 1 件ずつ更新してください。

‘delete_cases’ で複数テストスイートがあるプロジェクトのテストケースを削除できない

delete_cases で以下の形式のプロジェクトで管理されるテストケースを削除できません。

    • ベースラインサポートありの単一リポジトリを使用する

    • 複数テストスイートを使用してケースを管理する

テストケースを削除するには、 delete_case を利用して 1 件ずつ削除してください。

‘add_run_to_plan_entry’ で指定していない設定のテストランが追加される

add_run_to_plan_entry でエントリにテストランを追加する際、リクエストボディで指定している config_ids が複数個の場合 (複数グループを組合せたテストランを作成する場合)、config_ids で指定した組合せ以外のテストランを新規追加追加します。

エクスポート/インポート関連

テストランのCSV/Excelエクスポートで「個別の行に個別の手順を含める」チェックボックスを利用できない

テストラン画面においてテストケースのテンプレート Test Case(Steps) で作成したテスト情報を CSV/Excel エクスポートする際、「個別の行に個別の手順を含める」チェックボックスを有効化すると各手順のテスト結果ステータス情報が出力されません。

「個別の行に個別の手順を含める」チェックボックス無効化のままご利用いただくか、XML エクスポート 機能をご利用ください。

なお、TestRail .7.0.2 で発生していた「3手順目以降の情報が出力されない」問題は解消しています。

Test Case(Steps) の 「参照」フィールドを CSV インポートできない

テストケースのテンプレート Test Case(Steps) において各手順の「参照」フィールドを CSV インポートしようとした場合、「Undefined variable: project」 エラーが表示されインポートできません。 テストケースで各手順の「参照」フィールドをインポートする場合は、XML インポート をご利用ください。

‘削除済みとしてマーク’ したテストケースのテスト情報がテストランのエクスポートで出力される

テストケースを「削除済みとしてマーク」で削除している場合、テストランのエクスポート機能 (XML / CSV / Excel) で出力したテストラン情報には該当のテストケースにより作成されたテスト情報が出力されます。

なお、テストケースが完全に削除されると出力されなくなります。

添付ファイル関連

一括テスト結果登録でファイルが正しく添付されない

複数のテストに対してテスト結果を一括登録する際、添付領域から添付したファイルは一番最後のテスト結果に添付されません。1件ずつテスト結果を登録するか、ファイルが添付されないテスト結果に対しては別途ファイルを添付してください。

なお、添付領域ではなくテキストフィールドに画像を挿入した場合は問題ありません。全てのテスト結果に画像が挿入されます。

テストランをクローズするとテストから添付ファイルが閲覧できなくなる

クローズしたテストランのテスト情報からテストケースの添付ファイルを参照、ダウンロードができません。 テストケース情報から、添付ファイルへアクセスしてください。

その他

コマンドラインによるデータベースアップグレードができない

TestRail のアップグレードの際に、コマンドラインからのデータベースアップグレードが正しく動作しません。 データベースのアップグレードは WEB ブラウザーから実施してください。

なお、本バージョンでは TestRail アップグレード手順が過去のバージョンと異なります。バージョンアップ前に必ずこちらをご一読ください。

Linux 環境でのレポート出力

複数の Linux 環境においてレポート出力ができない問題を確認しています。

事象発生後解消方法が明らかにされていないため、Linux 環境にインストールしてご利用いただき、かつ、レポート出力機能をご利用いただいている場合は 7.5.3 のインストールおよび、バージョンアップは控えてください。

テスト計画で動的フィルターの条件がクリアされる

テストランで動的フィルターの条件を設定してテスト計画を作成後、テスト計画の編集画面で動的フィルターの設定を開くと新規作成時に設定したフィルターの条件がクリアされます。

TODO画面からテストランに遷移する時ユーザーフィルターが反映されない

TODO 画面でユーザーフィルターを利用して絞り込みした結果からテストランに遷移すると、TODO 画面で設定したユーザーフィルターが適用されず、すべてのテスト情報が表示されます。

遷移後のテストラン画面で、フィルター機能を利用してフィルタリングしてください。

マークダウン入力でアンダーラインによるヘッダーが作成できない

‘=’ または ‘–’ でヘッダーの作成ができません。文字列または、水平線として認識されます。

ヘッダーを作成する場合は ‘#’ をご利用ください。

Ranorex 連携時にエラーが発生する

Ranorex から TestRailへの連携でエラーが発生し、Ranorex テストケースを TestRail にエクスポートすることやテストの実行結果を TestRail に登録することができません。

「複数テストケースの更新」で更新したテストケースの履歴を比較できない

複数テストケースを選択して一括編集した場合、「履歴」タブで比較対象として更新した内容を選択すると「Trying to get property ‘name’ of non-object」エラー画面に遷移します。

カスタムスクリプトで LDAP 認証エラー

カスタムスクリプトを利用した LDAP 認証時に「Too few arguments to function User_model::insert_ex(), 11 passed 」エラーが発生します。

LDAP 認証用のカスタムスクリプトを利用している場合は 7.5.3 のインストールおよび、バージョンアップは控えてください。

各進捗タブでグラフのドリルダウンができない

マイルストーン、テスト計画、テストランの進捗タブでグラフ内の任意のデータポイントをクリックしてもドリルダウンができません。

テストスイートページでショートカットキー Ctrl+. が効かない

テストスイートページで “Ctrl + . または command + .” ショートカットキーが動作しません。

セクションへ新規テストケースを追加する場合は、”ケースの追加” リンクを押下してください。

送信される一部のメールが英語

以下のタイミングで送信される電子メールが文字化けする問題が生じているため、日本語へ翻訳せず英語のままメールが送信されるようにしています。

    • 1件のテストがアサインされた時

    • 複数件のテストが一度にアサインされた時

    • テストラン/テスト計画がアサインされた時

    • (アサインされている/購読している テストの)ステータスが変更された時

    • (アサインされている/購読している 複数件のテストの)ステータスが変更された時

    • (アサインされている/購読している テストに)コメントが追加された時

以下のタイミングで送信される電子メールは、日本語で送信されます。

    • テストメール (電子メール設定画面で送信するメールです。)

    • パスワードを忘れた時

    • ユーザーをEメールで招待する時

    • レポートの作成完了通知

    • レポート送信メール

日本語化されていない箇所について

以下の部分については、日本語化されていません。

    • 共有テスト手順の詳細表示画面の “Back to Shared Steps list” ボタン

    • テストケース削除画面の “Delete this test case” ボタン

    • テストラン / テスト計画の [再実施] ボタン押下後に表示される “テストの選択” 画面の “Copy Assigned To” ボタン

修正された不具合

本バージョンでは以下の不具合が修正されました。

    • ベースラインサポートありプロジェクト形式においてベースラインを ‘完了’ するとベースラインが表示できず、エラーになる

    • テスト計画のテストラン上の「説明と参照」からファイルを添付してもテストラン画面に表示されない

    • API の ‘get_attachments_for_plan_entry’ でエラーが返らない

    • get_results_for_run でレスポンスの次のエンドポイントが null になる

    • add_run_to_plan_entry でテストランを追加すると既存のテストランも再作成してしまう

      • add_run_to_plan_entry には別の不具合がございます。詳しくは既知の不具合をご参照ください。

    • マルチセレクト項目を一括変更すると “Undefined variable: partialNoAssocs” が発生する

    • Test Case(Steps) のテストケースをエクスポートするとステップ番号が出力されない

    • 複数テストケースの一括編集機能で「セクション」フィールドを変更すると「Undefined variable: partialNoAssocs」エラーが発生する

    • テストケースの一括編集で「削除としてマーク」されたテストが復元される

    • テストケースを恒久的に削除するとクローズ済みのテストランを開けない

日本語環境でご利用いただく際の制限事項

日本語版 TestRail には以下の制限事項がございます。

UTF-8 の 4 byte 文字を入力できない

    • Linux 環境にインストールした TestRail に UTF-8 の 4byte 文字を入力すると “Incorrect string value: ” for column ‘title’ at row 1″ エラーが発生します。
    • 本問題は Windows 環境 (データベースに SQL Server を利用) では発生しません。

Markdown 記法でテーブルのヘッダーに日本語を使用するとアライン機能が利用できません

    • テーブルのヘッダー (列のカラム名) に日本語を入力し、アラインの “中央揃え”,  “右揃え” を設定しても反映されません。
    • デフォルトの左揃えで、 “:” マークが文字列として表示されます。

日本語文字列を含むテストケースのインポートで文字化けする (CSV ファイル、ファイルエンコード Shift_JIS)

    • CSV ファイルのエンコーディングが Shift_JIS のテストケースを TestRail にインポートする際、日本語文字列が含まれていると文字化けします。
    • CSV ファイルのエンコーディングを UTF-8 に変換後にインポートしてください。

Excel エクスポート機能は、エクスポートされるファイルの拡張子が *.csv になり、日本語は文字化けする

[Excel エクスポート] 機能に以下の問題があります 。

    • 出力するファイルの拡張子が “csv” になる
    • 日本語文字列が文字化けする

[CSV エクスポート] 機能で CSV ファイルに出力してください。

macOS の Safari で CSV や XML のエクスポートするとファイル名が文字化けする

マルチバイト文字が含まれるテストラン名が存在する場合、macOS で Safari から “CSV エクスポート”“Excel エクスポート” 機能を利用してエクスポートしたファイル名が文字化けします。

ダウンロード後、正しいファイル名に変更してください。

なお、Chrome を利用した場合は文字化けしないことを確認しています。

エクスポートファイル名に伸ばし棒(ー)が含まれるとアンダースコアに変換されてしまう

テストランと結果、テストスイート/ケース、テストケースの各タブでエクスポート機能を利用する際、ファイル名に伸ばし棒(ー)が含まれる場合、アンダースコアに自動変換されます。

ダウンロード後、正しいファイル名に変更してください。

欠陥/参照プラグインの Push 機能でファイルをチケットに添付すると日本語が “_” に変換される

Push 画面からファイル名に日本語を含むファイルを添付した場合、チケットに登録されるファイル名は “_” に変換されます。